皆さん、こんにちは。

COZYの中古住宅専門店の川端です。

 

今回は、一軒家にとっても大事な柱に関してのご説明をさせていただきます。

 

中古戸建ての多くが、木造軸組工法【在来工法】という工法で昔ながら日本にあった一軒家の建築方法となります。

中古の一軒屋をリフォームする際に重要になってくるのが、柱が抜けるか抜けないかだと思います。

リビングを広げたい・キッチンを対面にしたい・お風呂を広げたいなどリフォームの醍醐味だと思いますが、

どうしても、構造上の問題で抜けない柱があるので間取りを考えていく上では、とても重要です。

 

そこで、抜けない柱に関して、いくつかございますのでご紹介させていただきます。

1、通し柱(土台から2階・軒まで1本で支えている柱)

この柱に関しては、全体の構造にかかる柱なので基本的には抜くことはできません。

2、管柱(１階と２階で、それぞれ入っている柱)

荷重を支える柱なので、基本的には抜くことはできませんが、

構造計算をした上で、金物や梁補強を行い管柱を移動し間取りを広げることは可能です。

 

これらの柱に関しては、リフォームをする上で設計士さんとの打ち合わせを重ねて気を付けるポイントとなります。また、柱以外にも構造を支える上で重要な部材があります。

 

それが…。

 

【筋交い】という部材です。

筋交いとか…。柱と柱の間に斜めに入れる部材(地震や横から衝撃を支える部材)

 

リフォームをする上で間取り変更を伴う際は、構造上の抜けない柱や部材をご理解していただ上で

自分好みの間取りにリフォームしていただければと思いますm(_ _)m