COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > マンションリフォームに於ける間取り変更の制限
2017/06/24
こんにちは工事担当の椛澤です!
今回はマンションリフォームでの間取り変更時の問題点についてお話させて貰います。
マンションで壊せない箇所にはまずコンクリート(柱、梁、床)
こちらはマンションの構造的に壊す事が出来ません!
また柱、梁にはPS(パイプシャフト、ダクトスペース)として使われている場合があります。
これらは何かと言うと、中に排気管や、排水管が入っており、それらはコンクリート面(外壁、梁、床)を通して、
外気、下階に繋がっている為、移動等が出来ない構造になっています。
これらが絡む際には間取り変更に制限が掛かる場合があります。
例えば、KT位置を変更したと考えた場合は、排水、排気のルートをまず考えます。
排水は最上階~最下階までを鉛直に通る共用排水管(柱)でKTでの排水を処理する為、
KT排水~共用排水管(柱)までのルートが取れる様に設計を行います。
排気は梁を跨ぐ際には、梁を壊す事が出来ない点と、排気管が外壁を通っている点から、
梁を跨ぐと、基本的には梁の下を排気管が通る事になります。
ですので、梁の下に排気管が通るだけのスペースが必要になる場合があります。
今回は本当に簡単にですが、排気、排水のルートについてお話しました。
移動不可の制限は他にも多くありますが、可能な限りお客様の理想のお家のなる様
ジョンソンホームズは頑張っています!