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2017/07/21
皆様、こんにちは!
COZY中古住宅専門店の川端です。
今回は、中古住宅購入の火災保険についてご紹介させていただきます。
中古住宅の購入で住宅ローンを利用する場合には、火災保険への加入が義務となっております。
火災保険の保険料が決まる指標には、T構造(耐火構造)とH構造(非耐火構造)という2つの構造があり、
建物の構造によって料金は変わります。通常の木造住宅の場合にはH構造に分類されますが、
これを省令準耐火住宅にすることでT構造、つまり鉄筋コンクリート住宅など同じ保険料率にすることができます。
T構造の建物とH構造の建物では保険料が倍ほども違いますので、省令準耐火住宅にすることで火災保険料を
半額以下になります。
省令準耐火に適合される住宅は3つにわけられており
1:隣家などから火をもらわない(外部からの延焼防止)
2:火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない(各室防火)
3:万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる(他室への延焼遅延)
条件に沿った物件の構造として、枠組壁工法(2×4)住宅・鉄筋コンクリート住宅・プレハブ住宅などが
上げられます。
※省令準耐火構造として機関が承認した工法のみ
現在の火災保険は10年更新ということもあり、
将来にかかる費用と考え、適正な金額で構造面にも目を向けて
中古住宅の購入を進めていきましょう。