COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > 材質の変遷
2018/02/19
以前より解体時、現地調査時に驚かされることがあります。それは使われている材質です。たとえば在来工法
なのに筋違ではなく鉄筋(ブレース)であったり、木製の大引や筋違が鉄骨だったりします。集成材が構造材
として認知される以前は、大きな梁などは本当に大きな木からしか製材できなかった為、高価で数も不足していた
のでしょう。そしてその代わりに鉄骨を使用したのかもしれません。似たようなことがほかにもあります。
2×4工法の建物は昔はダグラスファーという樹種を使っていましたが、今はスプルスになっていますしサイズも
各々0.5インチを引いたサイズになっています(2インチー0.5インチ=38ミリ、4インチー0.5インチ=89ミリ)
資源の枯渇問題が住宅の材料にも及んでいたのです。