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2018/04/13
みなさん、こんにちは!
加藤です。
皆さんは「プロパンガス」と聞いて、どういった印象を持ちますでしょうか?
恐らく「高い!」や「高そう!」という印象がほとんどだと思います(>_<)
そんなプロパンガスが高いと言われているのには理由があるんです!
プロパンガスは都市ガスの様な公共事業と違って「自由に料金を設定」することが出来るため、その会社によって料金が全く違うものになってしまうのです。
ちなみにプロパンガスの料金は以下の様な仕組みで請求額が決まります。
都市ガスも同じような計算方式でガス代を請求されますが、2つのガスを比較するとプロパンガスの方が「基本料・単価」が1.5~2倍程高く推移しているのです!
ご自宅に届くガス代の請求書をじっくりと見たことはありますか??
実はプロパンガスの請求書には必要最低限の記載しかなく、基本料金や単価が分かりづらい、もしくは載っていないことがほとんどなんです。
これには理由があり、プロパンガス業界では契約を切り替えられるリスクがあり、詳細を載せないのは競合他社の相見積防止策となっているそうです。
この話だけ聞くと「プロパンガスは高いから、プロパンガスを使っている物件は選ばなければいいんだ!」と思われる方が多くいらっしゃると思いますが・・・
なぜなら、最初に説明したようにプロパンガスは「自由に料金を設定」することが出来るからです!
これは言い換えてしまえば、単価や基本料金を高く設定することも、安く設定することも出来るということです。
大きなマンションを建築する際に、デベロッパーに対し「うちのガスを使ってください!」と営業を掛けてくるガス屋さんは多くいます。
その数あるガス屋さんの中で、あまりに高すぎる金額を提示してくるガス屋さんは候補からすぐに外れてしまいますよね。
ガス屋さんA「うちのプロパンガスはこの金額です!」
デベロッパー「高いよ!そんな料金だと住人からすぐにガス会社を変えろっていわれちゃうよ!」
ガス屋さんB「総戸数が多いマンションなのでお安くします!うちのプロパンガスは基本料金は◯◯円!単価は△円とお安くします!」
デベロッパー「ふむふむ。安いね。いいね。」
・・・なんて会話がされているかもしれません( `ー´)
でもこんなことを言ったって、ここのガスはきっと安いからこの物件に決めよう!!なんて賭けに出ることは出来ませんよね(=_=)💦
当たり前ですが、毎月の光熱費は実際に住んでみないと、月の光熱費がいくらなのか想像ができません。
ただし、中古住宅の場合は違います!
例えば、売主様がまだ住みながらお家を売りに出している場合、売主様立会いのもと物件の内覧を行います。
こういった物件は空家と違ってまだ家具や荷物が沢山あり、お部屋を自由に見られないのでは…と気を使われる方が多いですが、実はここがチャンスなんです!
「月の光熱費はいくらくらいですか?」や「陽当たりはどうですか?」・「周りにどういった方が住んでいますか?」などなど、その場で色々な質問をすることが出来るので、住んでいる人の生の声が聞くことが出来るんです(*´▽`*)✨
こういった生の声が聞けて、月の光熱費や周辺環境などの生活がイメージしやすいのも中古住宅ならでは良さですよね♪
では、また( `ー´)ノ