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2018/09/18
こんにちは。
営業の徳本です。
今回は北海道の住宅で最近選ばれることが多い無落雪の屋根についてご紹介します!
無落雪屋根とは、言葉の通り雪が積もっても落ちてこないように考えられている屋根のことを言います。
大まかに無落雪屋根は3つのタイプに分けることが出来ます。
傾斜のある普通の屋根に雪止めを取り付け、雪を止める構造になっています。
勾配屋根は、雨水が流れ落ちるので雨漏りの心配が減り、屋根の耐久性が高まります。
ただ急勾配だと屋根の角度が急なので耐風性が弱まります。
屋根自体を平作る方式です。
平にすることにより屋上を物置などに活用でき、メンテナンスも簡単です。
ただ、雨が降った際に雨水を流さず溜めてしまうので、雨漏り防止のために防水工事が必要になります。
屋根の中央部分にスノーダクトを設置し、ダクトを通して雨水を排水する方式です。
最近の新築で多いのがこの方式で、通常の屋根は逆V字型の三角屋根になっていますが、スノーダクト方式は屋根の中央がくぼんでいるV字型になっています。
積もった雪や氷が、太陽光などで溶けると中央のダクトに向かって流れるという仕組みになっています。
ただ、排水口に異物が詰まっていないかなど年に1回程度はしっかりとチェックをすることが重要です。
上記の他にも、三角屋根であっても雪下ろしが必要のない屋根材もありますので、自分が選んだ新築の場合は土地や周りの状況、中古の場合は何の屋根材が使われているのかなど、周囲の状況に合わせて選択をするのがいいと思います!