COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > 事例でみる中古マンションの和室改修
2019/05/13
みなさんこんにちは。営業の勝部です。今回は中古マンションの和室改修についてお話しいたします。
中古マンションの間取りでほとんどの物件に和室がありますが、今は和室の需要はそれほど多くない様に感じます。和室は和室の良さがありますが、洋室の使い勝手に慣れた現代人は和室を不要と捉える方が多い様です。そこで中古マンション購入時にリフォームをする際に、和室改修をする際のアドバイスをしたいと思います。
和室改修をする場合に、最も多い要望は、畳をやめてフローリングに変更することです。い草で出来た新しい畳はとても良い匂いがしますが、反面日に焼けて変色したり、摩擦等で表面が傷んだりしてしまいます。長く住んでいると気づきにくいのですが、経年劣化で傷んでくるとみすぼらしくなって来ます。また押入も最近では洋服をハンガーでそのままかけておけるクローゼットの方が人気があり、使い勝手を変えたいという要望が多くなっています。
また和室は畳の厚み分段差があることが多く、つまづく原因になったり、掃除のしやすさなどを敬遠する方が多い様に感じます。それらの要望をかなえられるのが和室改修のリフォームです。和室の床をフローリングに変更したり、押入をクローゼットに変更、ふすまをドアに変更するなど、マンションは構造体が絡まないことが多いので、木造の戸建に比較して容易に変更が可能です。
オーナー様の中には、畳の良さを生かしたいと和室の雰囲気はそのままに、畳や建具だけを交換される方もいらっしゃいます。
また、お子様がいらっしゃるなどの理由から、フローリングではなく、カーペットをお選びになる方も。防音の点からは、お子様が大きくなるまではカーペットにし、大きくなってから改めて好みのフローリングに張り替える、というのもありですね。
和室の改修をうまく利用して、中古マンションの空間を自分らしく、暮らしやすい空間に作り替えましょう