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2020/10/03
こんにちは。営業の勝部です。今回は中古マンションリフォームのチェックポイントについてお話しいたします。
写真は1979年築マンションのリビングの写真です。こちらのお部屋を見て、リフォームをするのにどんなことをチェックするか分かるでしょうか?思いつく限り挙げてみます。
①内窓がペアサッシになっているか
古いマンションでは内窓がペアサッシではなく、単板ガラスのサッシになっていることがあります。機密性、断熱性に優れたペアサッシに交換をおすすめいたします。
②エアコンが設置出来るか
窓側の壁にエアコン用のコンセントがなく、また換気口の位置が高くなっています。マンションでエアコンを設置する場合、確認が必要な項目があります。
・マンションがエアコンの新設を許可しているか
・新設が可能な場合、必要な電圧、容量を使えるか
・バルコニーに室外機を置くことが出来るか。出来ない場合は壁掛け等の施工方法の検討が必要
・エアコン用のコンセントの新設のため、分電盤の空きがあるか。配線方法の確認
③外壁、天井の構造
外壁、天井の躯体に直接クロスが貼られている場合、高い確率でクロスのひび割れが発生します。ひび割れを防止するための下地材の貼り増しが必要かを確認します。この場合、外壁面にコンセントを増設する場合も同様の施工が必要です
④パネルヒーター
こちらのマンションは集中暖房のためパネルヒーターが各部屋に設置されています。撤去、位置の変更が困難なため、既存の位置で間取りの計画を立てる必要があります
⑤フローリングの防音性能
マンションによってフローリングを施工する場合の防音性能が規約で決まっている場合があります。防音性能が高い床材は価格が高くなるため、予算オーバーにならない様に、必要な防音性能を確かめましょう
以上の様に、ざっと挙げるだけでも5つのチェックポイントが挙げられました。マンションを見る時に、リフォームのためにどこをチェックすれば良いか、慣れないとなかなか分からないものです。担当者にリフォームの希望を伝えて、しっかりとチェックしてもらう様にしましょう。