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2020/11/12
皆さんこんにちは!
営業の藤井です。
今回は主に戸建のご購入をご検討しているお客様に関係してくる【階段】のお話をさせていただきます。
近年は土地の価格が上昇してなかなか広い土地を購入することが難しくなってきたため、2階建てや3階建てが
当たり前になってきました。
となると、階段が必須となり、また階段の種類や配置、デザインがマイホームにおいて大変重要に
なってきます!
簡単に下記にまとめさせていただきます。
1.直階段:その名の通り、下階から上階までを一直線で結ぶ階段です。折れ曲がることがないため、
縦に長いスペースが必要になります。
上り下りのテンポが変わらないため転倒しにくく、家具の搬入等がしやすいのがメリットです。
一方で、転倒しにくいとはいえ一度足を踏み外すと下まで一気に落ちてしまう危険性があります。
2.かね折れ階段:かね折れ階段は途中でL字に折り曲がり、90度向きが変わる階段のことをいいます。
直階段に比べ下まで落ちてしまう心配はありませんが、踊り場や斜めになった階段部分はほかの段と
面積が違い、踏み外しなどの原因になることがあります。
3.折り返し階段:かね折れ階段をもう一度曲げてU字型(またはコの字型)に折り返されている階段の
ことをいいます。かね折れ階段よりもさらに広い面積を必要としますが、踊り場に十分な広さが生まれます。
また、上がるところとたどり着くところが一緒なので間取りを考えやすいです。
途中で180度折れ曲がるので、大型家具の搬入が少し大変なことがデメリットにあがります。
4.カーブ階段:カーブ階段は、円弧を描きながら上り下りをするタイプの階段です。
水平・直角といった枠に収まらない独特のカーブで空間を演出することができます。
直階段よりも少し小さいくらいのスペースが必要になります。
5.らせん階段:文字通り、らせん状に上り下りをする階段です。
らせん階段の最大のメリットはデザイン性に優れていて、オシャレで個性的な雰囲気を楽しむことが
出来ることです。また狭いスペースに設置でき配置場所に自由度があります。しかし、形状が複雑な分
コストが高く、ステップの中心に近いほど踏むスペースが狭くなるので足もとに注意が必要になります。
1.箱型階段:箱型階段とは1番ポピュラーな木製の箱型階段のことをいいます。
踏板と蹴り込み板で箱のように階段が覆われることあらにこのように呼ばれています。
階段下を収納場所やトイレとして活用することが可能です。
また、他のデザインに比べリーズナブルに作れるというのもメリットです。
2.オープン階段:オープン型階段は、一言でいうと踏板だけの階段のことを言います。
オープン型階段はストリップ階段やスケルトン階段とも言われています。
オープン型階段にした場合、視界を遮るものが少なくなるので開放的な空間に出来るのが1番のメリットです。
段と段の間に隙間があるので、部屋の中に光をとりいれることが出来るほか、窓側にも階段を設置することが
出来ます。しかし、隙間が多い分落下の危険性が高まってしまいます。
なによりコストがかかるのがデメリットといえます。
1.玄関階段:文字通り玄関部分に取り付ける階段のことをいいます。
玄関に階段があるメリットとしては2階と玄関までの動線が短くできるということが挙げられます。
これは2階リビングの家や3階建ての家の場合は特に効果的で、家に帰ってきてすぐに2階にある
リビングやキッチンへ移動できることになるので買い物後など荷物を持っている時に助かります。
また、玄関と階段が近いと1階の廊下もコンパクトな間取りにしやすく、家の面積を効率的に使うことが
できようになります。
2.リビング階段:リビング階段とは、その名の通り、リビングに取り付ける階段のことをいいます。
リビング階段の家は階段がリビングにあるので、お部屋のある2階へ行くのには必ずリビングを通る間取りと
なるのが特徴的です。また、リビング内に階段がある為、同じ広さの家でもリビングが広く見えるという
視覚効果もあります。
また、家族が顔を合わせる機会が増える、明るい階段になる、家族の気配を感じられる、などの
メリットがございます。
反面、冷暖房の効率が悪い、1階と2階の生活音が響きやすい、料理などのにおいが漂いやすい、といった
デメリットもございます。
いかがでしたでしょうか。
上記の3つの要点を抑えて、自分好みに合ったお家をデザインしてみましょう!