COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > 中古住宅の暖房用循環液(不凍液)交換
2021/01/03
こんにちは。営業の勝部です。新しい年になりました。住宅の購入を検討中の方、これから検討する方は、良いお家が見つかると良いですね。
今回は中古住宅の暖房用循環液の交換についてお話しいたします。
購入した住宅の暖房に、パネルヒーター、ファンコンベクター、床暖房(温水式)が用いられている場合、暖房用ボイラーから循環液が循環しています。循環液は凍結や腐敗を防ぐ成分が含まれており、性能が劣化するのを防ぐために定期的に交換が必要です
写真は暖房用ボイラーの上部です。ピンク色の液が圧力弁付近から漏れた跡が見られます。
定期的なメンテナンスを行っていれば、部品の劣化等も早く気づくことが出来、この様な事態を予防出来ます。
循環液の交換は、交換時に混入する空気を抜く作業が必要で、専用の機器が必要なため、DIYで行うことは難しく、業者に依頼することになります。通常3、4万円程度の費用がかかります。
循環液交換のサイクルは3年前後が理想的ですが、遅くても5年程度を目処に交換を行いましょう。
循環液の交換を怠ると、配管が錆びて漏れたり、空気が混入してパネルヒーターが上手く暖まらないなどの不具合が生じることがあります。真冬に暖房が使えないと大変です。暖房を使い始める秋迄に、点検を行い、暖かく快適に過ごしましょう。