COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > 物件探しのポイント その④
2015/10/20
みなさん、こんにちは!
谷村です。
これまで3回にわたって物件探しのポイントということで
築年数やエリア、間取り等についてお話してきました。
ここにきて やっとその話? と思われるでしょうが、
みなさんが一番頭を悩ますであろう、
「予算」についてお話しします。
物件を探すとき、
・金額が大きすぎてピンと来ない・・・
・どれくらいの価格帯が自分に合っているのだろう・・・
・そもそもいくらくらいローンを組めるのだろう・・・
と思ったことはありませんか?
お金の問題は今後の生活にもかかわってくるので
お話していきます。
①ローンの上限額
金融機関によって異なりますが、
ローンの借入上限額は年収の6倍~7倍が目安と言われています。
300万円だと2000万円前後、400万円だと2500万円前後といったかんじです。
※年収の他にもいろいろな条件がありますが、それは住宅ローン特集の時に・・・
②予算
金額が大きすぎてピンと来ないので、月々の支払額で考えてみるとよいです!
皆さん、現在の家賃はいくらでしょうか?
そして家を持つとすると、月々いくらなら払えますか?
この「家を持つとしたら月々いくら払えるか」をいうものは、
月々、その金額をローンの返済にあてても、苦しくないですか?
ということです。
もちろん、月々の支払可能額が大きければ大きいほど
家の購入にお金をかけられます。
ですが、「持ち家を得る代償に毎日の生活がカツカツになる」のは
本望ではないですよね?
私たちは、「自分のお家で、毎日の生活を自分らしく楽しく住んでいただくこと」を目的にしています。
家を買うためにその他を犠牲にするのは違うのではないかな、と考えています。
なので、まずは月々どの程度払えるかを考えましょう。
その金額が出てきたら、このシートの登場です!
このシートは、月々の返済可能額から
ローンの借入額を出すためのものです。
例えば・・・
現在の家賃が65,000円のAさん。
自己資金100万円出せるけれど、月々の支払いは現在と同じ65,000円に抑えたい。
フラット35S で35年間の借入をすると・・・?
金利・・・当初5年間:1.11% 6年目以降;1.71%
⇒借入金額は2,260万円!(月々の支払いは、当初5年間:65,000円、6年目以降70,680円)
これに自己資金100万円を合わせて
総予算は2,360万円になりました。
ここで、ローンを組む時にかかる諸経費(火災保険や登記費用、保証料等)およそ200万円をひきます。
そうすると、リフォームと土地建物には2,160万円をかけられます。
中古住宅ということでリフォームをしないとなかなか心地よく住めないので・・・
仮に・・・
・リフォームを500万円分実施の場合:土地建物は1,660万円まで
・リフォームを700万円分実施の場合:土地建物は1,460万円まで
・リフォームを1,000万円分実施の場合:土地建物は1,160万円まで
お金をかけられます。
記入するとこんな感じです。
こうすることで
金額が大きすぎてピンと来なかったものを
月々という細かい単位に落とせるので
考えやすいですよ!
ご相談いただければ
試算いたします(^^)