COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > 中古住宅のメンテナンスは定期的に必要です
2017/02/21
こんにちは。COZYの中古住宅専門店営業の勝部です。
今日は中古住宅のメンテナンスについてお話します。
私は築10年のお家に住んでいます。
新築で購入してから、これまでもいくつかのメンテナンスを行いました。
中古住宅のメンテナンスはどれくらい必要なのかを、
私の実体験も含めてお話します。
私が住み始めて最初に起こったトラブルは、給湯用のボイラーの基盤が壊れたことです。
保証期間も過ぎていたので、結局有償で3万円程かかりました。
最近はユニットバスの換気扇の音が大きくなってきたので、調べると3万円くらいかかりそうだったので、こちらはDIYで直しました。部品取り寄せの800円程度で直すことが出来ました。
それ以外には、ブラインドの部品が折れてしまったりといった、小さなトラブルはありましたが、大きなトラブルはこれまで幸いにもありませんでした。
一般的には戸建住宅の場合、外壁、屋根の塗装が13~15年程度で必要になります。外壁のコーキングも同時に行った方が良いでしょう。その場合、100~150万円程度必要になります。
キッチン、ユニットバスなどの水回りは、メーカーが推奨している使用期間は15年程度と言われているため、35年間で2~3回程度は水回りのリフレッシュも必要になります。
統計によると、戸建のメンテナンス費用は、35年間で600万円程度必要と言われています。
中古住宅は新築住宅に比較すると、経年劣化があるためメンテナンスの計画を立てて、定期的にメンテナンスを行うことが、安全に、安心して、快適に暮らすポイントです。
マンションと違い、強制的にメンテナンス費用を積み立てる必要がないため、後回しにしがちですが、戸建住宅のメンテナンスは多額の費用が必要になることもあり、急に大金が必要になって慌てることが無い様に、メンテナンスの費用の貯蓄を計画的に行いましょう。
メンテナンス費用を積み立てる目安は、メンテナンス費用が35年間で600万円必要とすると、600万円÷35年÷12ヶ月=15,000円程度となります。マンションも4LDK(90㎡くらい)の場合平均14,000円くらの修繕積立金が徴収されているので、同程度のメンテナンス費用がかかると言えるでしょう。マンションは管理費などがかかるから・・・と敬遠される方もいらっしゃいますが、それは誤解と言えるかも知れません。
お家はメンテナンスをきちんとしてあげることで、長く快適に暮らすことが出来ます。
当然お金も必要になるので、いざとなった時に慌てない様に、きちんと計画を立ててメンテナンス費用を積み立てておきましょう。
中古住宅は長く住めるのか?という質問を頂くことが多いのですが、結局は長持ちするか、どうかは、住む人のメンテナンスの仕方次第と言えます。
せっかく買った大切なお家、愛情を持って、しっかりメンテナンスしてあげましょう。