こんにちは。営業の勝部です。今回は中古住宅購入時の住宅ローンの選び方についてお話いたします。

中古住宅購入時にどんな住宅ローンを選ぶかは、金融機関や商品も様々で、どんなローンが一番良いのか迷いますよね。住宅ローンの選び方によっては同じ金額を借りても総支払額が何百万円も違うこともあるので、絶対に失敗したくないと思います。そこで、今日は中古住宅購入時の住宅ローンの選び方についてお話いたします。

【住宅ローンの選び方①金融機関を選ぶ】

実は金融機関によって、住宅ローンの種類は様々で、中古住宅購入に有利な住宅ローンと、不利な住宅ローンがあります。中古住宅の特徴として、築年数が経過している物件を購入する際に、返済期間に影響する金融機関があｒます。相当年数築後経過している中古住宅の場合、金融機関の基準から築年数を差し引いた期間でしか返済期間を設定出来ない場合があります。その場合、返済期間が短くなると、同じ借入額でも月々の支払額が増えてしまうため、希望の金額が借りられない場合があります。そのため、出来る限り返済期間の制限がない金融機関の住宅ローンを利用することで、返済の負担を減らすことが出来ます。

【住宅ローンの選び方②金利を選ぶ】

また、金利も金融機関によって様々で、同条件でも金利がかなり異なります。住宅ローンを複雑にしている要因の一つとして、住宅ローンを比較する条件が金利だけではないことがあります。保証会社に支払う保証料や、事務手数料なども金融機関によって異なるため、金利だけでなく、諸費用を含めた総支払額で比較する必要があります。

金利のタイプも大きく分けて、変動タイプと固定タイプがあります。ここでは大まかな説明にとどめますが、変動タイプは金利の見直しが半年ごとにあり、返済額は5年ごとに見直されるもの。固定タイプは基本的には全期間金利が固定されているもの（※商品によって段階的に金利が変わるものもあります）。最近は変動タイプの中でも、固定金利選択型（※金融機関によって名称は異なります）といって、金利が固定される特約期間が何種類かあって、それぞれ金利が異なる住宅ローンがあります。こちらは特約期間が終了すると、その時点の店頭基準金利から再度希望の金利タイプを選びます。ここで注意が必要なのが、初回の特約期間が終了した後は、その後選ぶ金利は初回の金利より高くなることです。初回の特約期間の金利だけで月々の支払額を試算すると、次回以降の金利によっては予算をオーバーすることもあります。また、初回の特約期間終了後の金利がどうなっているかは分からないので、場合によっては予想以上に金利が高くなることもあります。固定タイプに比較すると金利が低いメリットはありますが、金利が高くなると支払額が高くなるリスクもあるので、慎重に比較検討しましょう。

【住宅ローンの選び方③団体信用生命保険を選ぶ】

団体信用生命保険の保障内容も、金融機関によって異なるため、ますます住宅ローン選びが複雑になります。最近は保障の範囲が以前に比べて充実しています。金融機関によっては借り入れる本人だけでなく、配偶者にも保障が付保される団体信用生命保険もあるので、金利等の比較だけでなく、保障内容を比較して住宅ローンを選びましょう。

また、ネット系の住宅ローンは金利の低さが売りですが、団体信用生命保険の保障範囲が最小限のことが多いため、保障内容を充実させると金利の上乗せがあり、総支払額で比較するとあまりメリットがない場合があるので、金利の低さだけで選ばないで、借入条件をしっかりと確認、比較してください。

この様に、様々な条件を比較して住宅ローンを選ぶことになりますが、住宅ローン選びを失敗しないためには、何を重視するかをはっきりさせておくことが一番重要です。月々の支払額を抑えることを重視するなら、少しでも金利の低い住宅ローンを選ぶのが良いでしょうし、月々の支払額が上昇するリスクを避けたいのであれば、固定金利を選ぶのが良いでしょう。この様に、どの住宅ローンが一番優れているとは言えず、お客様によって一番合った住宅ローンは異なることになります。住宅購入はほとんどの場合、一生に一度のことなので、どんな住宅ローンを選べば良いのか分からないことが多いと思います。住宅ローンを選ぶ際には、信頼のおける中古住宅の担当者とよく相談して、自分にあった住宅ローンを選んで頂きたいです。COZYの中古住宅専門店では住宅ローンのご相談も承っております。中古住宅探しのことなら、何でもお気軽にご相談ください。