こんにちは。

工事担当の高田です。

今回は換気の種類についてのお話です。

換気方式には三種類あります。

◆第一種換気

給気、排気ともに機械（換気扇）で行う方式。

メリットは、室内の冬なら暖かく、夏なら冷たい空気を排気する際、室外から給気する空気をなるべく室内の温度に近付けて取り込む事ができる点で、

デメリットは、コストがかかる点です。

◆第二種換気

給気を機械（換気扇）で行い、排気を自然排気で行う方式。

メリットは、機械で常に外の空気を取り込む為、室内から常に空気を室外に押し出す状態になる点で、

デメリットは、外の夏ならジメジメして蒸し暑い空気を、冬なら乾燥して冷たい空気をそのまま室外に取り込み続けるので、室内の温湿度環境が室外の影響をダイレクトに受ける点で、この換気方式を採用している住宅はほぼなく、主にクリーンルームなどに採用される換気方式です。

◆第三種換気

給気を自然給気で行い、排気を機械（換気扇）で行う方式。

安価で一般的な換気方式で、弊社でも主にこの換気方式を採用しております。

メリットは、他の換気方式と比べて安価である事と、一般的に寒冷地でも採用されており実績や情報が豊富という点で、

デメリットは、室内の空気を強制的に室外へ排気する際、室外の空気を取り入れるので、換気扇を使っている時に室内が寒くなりやすいという点です。

そのデメリットを軽減できる様な換気口も新たに発売されています。（オプション価格となります。換気口の形状によっては取り付けできない場合もあります。）

それぞれのメリット、デメリットをご考慮いただき、導入される際のご参考になさってください。