COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > 中古住宅リフォーム〜窓台カウンター編〜
2019/05/27
こんにちは。営業の勝部です。今回は中古住宅の窓台カウンターのリフォームについてお話いたします。
まず窓台カウンターとは、写真の木部の部分のことで、建物の室内側にある、窓の下部に設けられたカウンターのことです。
出窓の様に建物から窓が突出している部分に設けられていることが多いです。
この様な部分でよく見られるのが写真の様な結露の跡です。白く変色している部分は、窓枠からつたった結露による水分が変色させたものと思われます。あまり目立たない部分なので、住んでいる時にはそのまま放置しがちですが、中古住宅購入時にはカーテン等もない状態で内覧することも多いためよく目立ちます。結露だけでなく直射日光により塗装が傷んでいることも多く、リフォームが必要なケースが多いです。
窓台カウンターのリフォームにはいくつか方法があります。
状態が比較的良く、木材はそのまま使用出来る場合、塗装、もしくはシートを貼ることが出来ます。
一度サンドペーパーで傷んだ塗装を剥がし、そのうえで再塗装を行います。その場合木目が見えなくなるベタ塗りになることが多く、見た目の印象が変わりますので、塗装をする場合は担当に仕上げの状態を事前に確認しましょう。
様々な種類の模様や色のシートの中から選ぶことが出来、印象を大きく変えることが出来ます。ベタ塗りの塗装に比べて見た目は洗練された仕上がりになります。
ただしあくまで人工的に木目などを再現した素材ですので、自然な風合いにはやや欠けます。最近はかなりリアルな質感の商品も多いので、カタログ等からお好みのものを選ぶと良いでしょう。
窓台カウンターは室内空間の中ではあまり目立たない部分ではありますが、こういった細かい部分がきれいにリフォームされていると洗練された印象を受けます。水回りや内装、建具等は交換することで新品になりますが、外壁窓、窓台等は既存のものを使用することも多く、部分的に見ると中古住宅ぽさが残りやすい部分でもあります。仕上がりにこだわる方は、窓台リフォームについても検討することをおすすめいたします。