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2019/08/26
こんにちは。営業の勝部です。今回は中古住宅のエアコン設置についてお話しいたします。
今年の夏は暑かったこともあり、エアコンを設置された方も多いかと思います。これからエアコンの設置を検討されている方に向けて、中古住宅のエアコン設置について注意すべき点をお話しいたします。
【マンション編】
マンションの場合、集合住宅のため建物全体で使用出来る電気の容量が決まっています。そのため戸別に自由にエアコンが設置出来る訳ではなく、マンション(管理会社、管理組合等)に確認が必要な場合が多いです。
分電盤に空きがない場合、エアコンは独立した回路にする必要があるため、分電盤の交換が必要になります。あわせてエアコン用のコンセントの設置が必要なため、電気工事が必要になります。
室外機への配管経路も確認しましょう。マンションの躯体(構造体)に穴を開けることは出来ないため、専用の開口部がある場合はそちらを使用し、ない場合は換気口等を利用して配管します。また景観上や安全上の理由から、バルコニーに室外機の設置を禁止している場合もあるので、マンションに確認が必要です。
【戸建編】
マンションと違い単独で電気の容量を決めることが出来るため、導入は比較的容易ですが、既存の電気容量や、回路の空きによっては、マンションと同じく分電盤の交換が必要になります。
最近では冷房だけではなく、暖房としてもエアコンを利用することが増えています。エアコン、ストーブ等、暮らしにあわせて適切な空調を整えて、快適に暮らしましょう。