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2020/02/01
皆さん、こんにちは!
COZYの中古住宅専門店の川端です。
今回は、北海道の冬にとてもとても大事な、暖房のパネルヒーターの件に関してご紹介させていただきます。
パネルヒーターは「不凍液」というものが流れていて、3~4年に一度程度の交換が必要となります。。
ボイラーで作った熱を、住宅内各所にあるパネルヒーターに送り、家全体を暖めるという仕組みです。
このパネルヒーターのなかを流れ、熱を伝える役割を果たすのが「不凍液」となります。
また、暖房機のなかを循環して熱を伝えるとともに、内部がサビないようコーティングしていく効果もあります。
パネルヒーターの不具合防止には、不凍液交換が必須となります。
もし、不凍液交換を行わずに放置していると…。
1.汚れた液が流れることによる不具合
→サビや鉄粉で濁った液が流れることで、ボイラーや配管内部が腐食しダメージを与えます。
2.暖房効率が落ちるケースも多く見られます。
3.空気だまりができることによる不具合
→使い続けるうちに、不凍液は少しずつ自然に目減りしていきます。そうすると配管のなかに空気だまりができ、その部分にサビが発生することとなります。
3~4年に一度程度の不凍液交換は必要となりますので、冬を向かえる前に一度、点検をしていただくといいでしょう。
また、セントラル(パネルヒータ)をつけるタイミングとしては暖房10月上旬のまだそれほど寒くないうちから運転をスタートするのがオススメです。
一度暖まれば暖かい状態が長く続き、冷えれば冷えた状態が長く続きますので、同じ室温20℃でも早い時期からジワジワ暖めた場合と、
短時間で一気に暖めた場合では体感温度が異なります。
北海道の寒さでも、快適な生活を送っていただくためにも、
メンテナンス周期と使用方法をご理解していただき、暖かいお家にしていきましょう(^_^)v